小学生の不登校 〜共働きから専業主婦へ〜

学校、勉強嫌いな娘と世間からズレつつも調和を試みる母の記録。

しばし、休憩の巻

やや、困惑気味の母の記録。お見苦しいですが、恐らく自分と格闘中です。

はじまり、はじまり〜

先週の様子

図工や音楽の授業を始め、図書室の手伝い、と思わぬ楽しみ体験ができた娘。しかし週末を挟んで、彼女の学校のイメージはどんなモノになっているのだろう。楽しいと言っていた音楽も、やる気を見せていた図工も、安心できると言っていた保健室も、行きたくないと言いだすのかな。そんな事を思っていた、日曜の夜。

週末を挟むと、やっぱり

いつもの「明日から学校いやだな。」だけには止まらず、何とも切ない言葉が娘の口からこぼれてきた。「寝坊して、起きたら学校が終わっていたらいいのにな〜。今から0時まで起きてたら、寝坊できるかな。」
朝が来るのが嫌になる。現実が嫌だから、布団にこもっていたい。直視したくないから、寝ていたい。めっちゃ、分かるな。その気持ち。

きっと、ここまで。

新学年が始まり、3週間。

新しいクラス、担任、居場所(保健室、別室)。

ちゃんと自分の目で、肌で、学校の変わる受け入れ体制を確認してきた。
友だちとの帳じりも、どんな風になら合わせていけるのか格闘してきた。

本当によく、頑張った。

この判断は、誰の手に

小学生の子どもに、自分の思うようにしていいよ。と言って、その決断を背負わせていいものか、ずっと気になってきた。勉強しなさい、学校に行きなさい、頑張って、そう言われない小学生はこの世に、どれ位いるんだろうと。学校に行かなくてもいい。だけどそれで、彼女は孤独にならないか。

そして私自身も、その判断を預かることに右往左往している。

それでも、やっぱり

彼女も、もう4年生。昨年とは違う雰囲気が流れている。一人で過ごす時間も持つようになったし、送迎も玄関ホールまで。そういえば、母子分離不安を気にする事も、いつの間にかなくなっていた。

もう、十分頑張った。現状をふまえて、彼女自身がどうしたいのか、決めていかなければならない時だろう。いや、彼女のやる気が出ないことには、どの道、継続は困難だろう。

月曜からは、彼女の好きにさせてやろう。夫にも相談し、そう決めた。

月曜の朝

「今日は、フリースクールに行きたい。」

と言う娘に、okを出し、学校への連絡は母がするか問うが、ちょっと頑張った表情で「自分で勝ち取ってくる。」と言う。

フリースクールへ

久しぶりのフリースクール、午前中は一緒に過ごし、昼食からは、娘だけが残った。登校していた子どもは、中学生が2名。途中、少しお姉さんと、話はしたみたいだけれど。午後は主に、一人でゲームをして過ごした様子。明日は、ゲームに詳しいお兄さんが来ると聞き、明日も行くと言って帰ってきたけど。

帰り道の表情は、やや曇り気味。

思っていた感じと違ったかな、感想を聞くと。「楽しかったけど、〇〇ちゃんが...。今日は、勉強しんかったから。」と。(○○ちゃんとは、学校行かない、勉強してない案件で微妙な関係を、継続中)

朝も、学校を休むと決まって、フリースクールに出発するまで、妙に多弁だった。

心の中で、モヤモヤするんだろうな。

担任からの連絡

翌日の時間割は、音楽、図工あり。フリースクールかな〜と思っていたけど、どうやら、学校へ行く事にしたらしい。

いつの間にか、強くなってる。いや、本当に行くんだろうか。行ってくれればいいのにな。そう思ってしまったんだな...。

読まれていたのか、親心

せっかく始まった、図工や音楽。できれば、継続して自信へとつなげて欲しい。
そんな「親心」いや、「親の期待」が読まれていのか。
今朝は、「やっぱり、行きたくないな。」と。
少し、背中を押せば、行きそうだったけど。

仲良しとの関係も、学校に行けば上手くいくという感じじゃなくなってきている様子。
音楽も、一番前の席が緊張する。そして、お隣の席が仲良しの彼女であることも気になる。ここまできたら、図工もやりたいのか分からなくなってきた。と。

今日はどっちが、正解だ?

登校刺激、そもそも不要説。いや、タイミングと程度が重要説。
行けば、達成感と共に帰宅するのか。それとも、いつまでも親の期待に引きずられるのか。フリースクールに行って、子供同士で遊べるなら、それほど素晴らしい事はないじゃないか。頭がグルグル......

母は、もうお手上げだ。どうしていいのか、まじ分からん。

「行きたいほうに行ったら、いいんじゃないか。」

そして、今日もフリースクールへ

今日は、小学生の女の子が2人。中学生が1人。一緒にゲームをしたり、一人漫画を読んで過ごしたよう。

帰宅後の様子

妙に、良い子。

いやいや、そんなに私の顔色を見ないでおくれ。親の不徳の致すところ。そう言われている気がして、母動揺。

登校刺激は親のみに止まらず

学校の先生からの電話に、「明日は行く。」と伝える娘。
勉強していないこと、友人のことを、気にする発言。

そう言えば、昨日もさほど変わらない様子だったような。

えーーーい。全てが、母と子の問題じゃねーーーーー。
親子の問題も大いにあるとは、思うけれど。それで母が、動揺してたら本末転倒だ。

閉店ガラガラ

明日は、明日の風が吹く。すっきりと新しい風を吹かせていこう。そう思う、母なのであります。

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