小学生の不登校 〜共働きから専業主婦へ〜

学校、勉強嫌いな娘と世間からズレつつも調和を試みる母の記録。

3年目、やっと学校の先生も…

夏休みに入りました。学校のことで迷う必要のない日々。ゲームにYoutubeにブルーライトが大好きな娘。不安になる事は多々あるけれど、学校が無いって最高やな~。と親子でつぶやく今日この頃です。

 

月曜、休み。火曜、フリースクール。水曜以降は、できたら登校。7月はこのスタイルで過ごしてきたけど、その後の娘はというと…

やっぱり、「学校行きたくなーい!」

学校に行かない罪悪感は、薄れてきているのか。慣れてきているのか。それとも、それ以上に行きたくないのか。分からないけれど。学校を休んだ日も、友人と遊んだり、一人おやつを買いに行ったり、明るく過ごすようになってきた。

フリースクールで変化

毎週同じ曜日に通うことで、馴染みのメンバーができた。みんな少し控えめな子たち。以前は静かだった空間が、徐々に賑やかになってきている。そして娘も、週に一度のこの日をとても楽しみにしている。

学校の先生とのやり取り

担任の先生は、工夫しつつ、肯定しつつ、娘と一生懸命向き合ってくれている。しかしながら、娘の心が解けていく気配は、正直なところ余り感じられない。周囲の期待に応えるために、登校する。きっかけにはなるかも知れないけど、これではモチベーションは維持できない。保健室の手伝いや、ポスター作り、行けば楽しかったと言う日もある。そして、保健室の先生からは、「学校へ来れば、楽しそうにやっている。本を沢山読む子だから、語威力があって色んな事を言うけど、いってもまだ子どもだから。ぐぐっと背中を押してあげて」と言われ。だけど、娘の「行きたくない」は回数を重ねるごとに、強くなっていく。子どもだけど、「子どもだから」と流せる範囲、流し続けるリスクが、私はあると思うのだけれど...

「家を出る」という気分の切り替えが苦手なのが一因にあると思っていたけれど、図書の手伝いがある日は、放っておいても準備し登校していく。新しく始めたパソコン教室も、足取りは軽い。フリースクールも。最近は気分の切り替えが苦手なのではなくて、彼女のスタイルに合っていない事が、多すぎただけだったのかと思うようになってきた。

だけど、好きなことだけしてていい?

好きなことメイン、少しは嫌なことも。そう思うのは間違いだろうか。好きなことだけして、生きてはいけない。それは、大人になってからで十分なのだろうか。

 

娘のできるを伸ばしてあげたい。彼女の意見を受け止めてやりたい。だけど、ずっと私が守ってやれる訳じゃない。そう思いながら、娘と先生、互いの言い分に耳を傾けてきた。

「学校行かない」が普通になってくれたらいいのに

 行かないも良し。行くも良し。そんな風に皆が思えるようになれば、心が軽くなるのにな。行かなくてもいい。行きたければ、行けばいい。本当は、そう言ってあげたいんだけれど。

新しい風

だけれど、そんな中で保健室の先生の意見に変化が出てきた。

「敏感な子はいるから…学校には、べつに行かなくてもいい。ストライクゾーンは少し狭いかもしれないけれど、はまればすごい集中力を発揮する子だから。」

学校以外の選択肢

最近は、PCにも興味を待ち始めた。マイクラもjava版へとバージョンアップして、日々ブルーライトにまみれながらも、彼女なりに頼もしく成長している。ただ、学校へ行きたくないからといって、彼女は人との交流を求めていないわけではない。ゲームについての興味、関心を共有したくてムズムズしている。安定して存在する、安心できるコミュニティが見つかっていきますように。

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