「最初は行くんだな。」にならない様に
今週も、いよいよ金曜日。新担任にも少しずつ慣れてきた様子あり、保健室でホッとするひと時あり、そして、彼女なりに気合いあり。第2週目は好調。だけど、この感じ。ある日プツンとこなければ良いのだけれど。
こんなに頑張って大丈夫?
「学校、行きたくないな〜」のボヤキが顔を出す頻度は増えたように感じられるものの、その勢いは以前に比べ軽く、月曜に保健室へ送って行った以降、友だちと登校している。
昨夜、「娘に今週は何だか早かったな〜」と言うと、娘も同感している。私が楽だった分、娘は大変だったかな?と思っていたけど、そうでない事に安堵。
保健室で過ごす時間、担任からの課題
今までは、お気に入りの本を持って行ったり、保健室にある学習系マンガを読んだり、読書して過ごしていた保健室。先週の後半あたり、娘が持参する本に、こだわらなくなってきたので聞いてみると、「どうせ課題が出されるし。」と渋い顔で言う。
一度、塗り絵をもらっていたのは嬉しそうにしていたものの、その時は漢字ドリルが出されたと聞き、「あ、これはやばいかもな。」と少し戸惑う。漢字は彼女が最も不得意な学習。先生に嫌だと事言ったか聞くと、「言ってもあかんかったし。」と言うが、ハッキリ嫌と言ったか問うと微妙な返事。
先生はちゃんと分かってくれるから、無理なときは無理と言う事。必要であれば母からも先生に伝えられる事を言ってその時は終わったものの、保健室登校に付き添った日、保健室の先生から課題について声をかけてくれた。
学習面が心配であれば、保健室で課題を支援することもできるし、課題の負担が大きそうなら、今まで通り休息を優先し過ごすこともできる。担任にも伝えておきますよ。と。
課題が出される様になり、「保健室に行っても暇だし」と言う事が少なくなった気もする。
学習面の心配はしておらず、保健室が安心できる場所となれば有り難いと思っている事を伝え、課題については今まで通り担任に任せて、出来ない時は出来ないでOKという形にしてもらいたいとお願いした。
自分のペースはハッキリしているけど、ハッキリNOが言えないのは、彼女の弱点でもある。ここで練習させてもらえるなら、それも有り難いと思った。
どれか1つだけ頑張る
昨年度は大いに嫌がっていた、国語の授業に参加し始めた。昨年度の担任とも話してきた事。何か1つ、本人が頑張りたいと思えるものを選び、取り組んでいく。今年度、娘が選んだのは国語???
昨年度は体育、音楽に始まり、半ばより算数、図工。終盤に理科、社会と手をかけ始めコケた感覚があった。
今年も体育、音楽、図工あたりからかと思っていたんだけれど…
昨日は放課後に通院もあり、宿題が嫌のボヤキが止まらない。宿題くらいやらんでえーじゃないかと、くすぐってみると。「あかんわ、この人。」と言い、「音読だけ、何か一つ頑張るねん。」と、取り組み始めた。
手抜きをそそのかす母、応援する先生
そんな構図もありなのかも知れない。
"手抜きをそそのかすは" やり過ぎかも知れないけれど、ぼちぼちいこうとスローダウンさせ息抜きする家庭、目標をもって挑む学校。もしかしたら、これが本来のあるべき姿なのかも。
娘の不登校が本格化しだした頃、娘に言われた言葉を思い出す。
「どうして大人は、学校でも家でも、子どもを偉くえらくしようとするの?」
学校で頑張っているんだから、家では休みたいわな。すまんかったよ、娘。
子どもの頑張りたい気持ち
最近は先生から電話があると電話口へ飛んでくる。新学年初日、娘から聞いた先生の第一印象は「若くて、めっちゃイケメン。」
実は、もう少しスローペースでいいんじゃないかと心配していた今週だったけど、「先生の期待に答えたい。」そんな原動力もありなのかも知れないと思い始めている。息切れしないように、家庭できちんと休ませる。期待に対し自分にできる応答の範囲を探る。
分散登校も終わり、来週からは1クラス35人。給食をまたいでの授業が始まる。
そろそろ、フリースクールの準備も必要かも知れない。
母も落ち着いて、ぼちぼちいこう。
初期の不登校経過を時系列に並べたくて、カテゴリー/不登校日記はじめました。
よかったら、のぞいてみて下さい。
今年度の様子はこちらから↓