小学生の不登校 〜共働きから専業主婦へ〜

学校、勉強嫌いな娘と世間からズレつつも調和を試みる母の記録。

ギャングエイジ② 子どものもめ事、親の介入はいかほどに?

長女、不登校。小4。
学校は苦手だけど、近所の友達とは変わらず関わりを持ち続けている。
そしてその幼馴染み女子3人でおこるいざこざ。
不登校の情報を集める中で、見えてきた自分の子育てと娘の特徴。
自立の一歩、少し離れて見守る姿勢を大切にしていきたいと思っていたけど。
子どもに直接相談されたら、どうすればいいのだろう。

前編はこちら ↓

 子ども同士のトラブル、専門家の意見

尾木ママは、

幼児期は、状況を整理してあげて、自分の感情を理解させる。
児童期は、共感してあげて、ケンカが起きた理由を一緒に考える。
思春期は、自分たちで解決できるようサポートする。

 引用:ウワサの保護者会「子どものケンカ その時親は?

 教育学博士の渡辺弥生先生は、

まずは子どもの話を聞いて、子どもの考えや気持ちを受け止め、理解してあげましょう。そして、子どもの心が安定するように自信をもたせてあげるようにするといいです。このとき効果を発揮するのが「リフレーミング」、つまり言い換えです。

引用:Z-square小学生の学びをサポートする保護者のためのサイト 友だちづきあい(2)

国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチの石川尚子先生は、

 

大人が裁判官にならず、事実を扱いながら子ども自身の考えを促すほうが、解決力や意欲を引き出すように思います。

 引用:ベネッセ教育情報サイト 子供同士のけんかにどう対応する?

 

ほほ~ん。

要するに、子どもにとってケンカは人間関係を学ぶ大切な機会。

そして親としてできることは、

  1.  傾聴、共感
  2.  子どもの話から事実、要点をつまみ出す
  3.  子ども自身に気づきを促す or 問題の根源を一緒に考える

これは子どもの年齢や発達、ケンカの程度により変動するもの。

また、いじめとケンカは全く別物、この枠ではない。ということでした。

うちのケース

娘との作戦会議はOKな訳だ。ただ具体的な解決策を提案するよりは、この状況を本人に分かりやすく説明し、ドコでつまづいているのか気づかせる、そして試行錯誤させることが大切なんだな。

また「リフレーミング」について語っていた渡辺先生は、

友だちづきあい、対人関係を過剰に恐れないことも大切

――こと対人関係については、親も子も穏便に過ごしたくて、かえって問題を複雑化させているようにもみえます。(中略)良好な対人関係を構築すること、維持することは覚悟のいることです。一筋縄でいかないことはあたりまえで、それ相応の時間もかかります。そういう側面を度外視してはいけません。

 とも言っていました。

まとめ

人間関係で悩む娘を心配してしまう気持ちはあるけれど、解決することを目的とせずに彼女がどう取り組み続け、折り合いをつけていくかを見守り、支える。その術がさっきあげた3つのポイントであり、これが親の役割なのかな… と思いました。

みーんな同じか

最近は個人主義というのか、個の尊重というのか、人々が自分らしいライフスタイルで自分自身の生き方を見つける風潮が強くなっていると思う。周囲との摩擦を避け、当たり障りなく生活しようとする。しかしその一方で強い自己主張を持つ。いや、強い自己主張を持つから周囲との距離を取りたくなっているのかも知れない。
世の中には色んな人がいる。退職し組織から離れてより強く思うことは、何が普通か、何が正解かなんてどこにも無いんだなという事。
この世界で自分が人とどういう距離をもち、どういう関係を築いていくのか。
70になる頃には答えが見えているのかな。

 f:id:momo765:20200418000058j:plain

少しの波風に動じない心。日々に山あり谷あり。それで普通。

個人主義という言葉をに調べるにあたり、興味深い記事を見つけました ↓

日本人のイメージする「個人主義」と海外の「個人主義」は、明らかに違う気がする。

 

 

人間関係で戸惑う、ギャングエイジの娘。前編①はこちら ↓

人間関係、山あり、谷あり ↓