小学生の不登校 〜共働きから専業主婦へ〜

学校、勉強嫌いな娘と世間からズレつつも調和を試みる母の記録。

~枠組み~親自身がどう生きているのか。 育児書をたくさん読んできた私が、今思うこと ②

前編はこちら ↓

褒める子育て、厳しい子育て?育児書をたくさん読んできた私が、今思うこと①

自己肯定感が高い子に育つことを願って

 明るく、マイペースな人に育ってもらいたい。

 私の用に周囲に振り回される(自称ですが)タイプにはなって欲しくない。

 そう願って、心の育て方に関する育児書を、積極的に読んできた。

 

”比べない、ありのままのわが子を受け入れる” をテーマにした私

 親子の意見が食いちがう時は、親の意見を押し付けず、話し合うようにしてきた。

その結果、子どもの意見が通りやすい環境であったわが家。

 

そして訪れた不登校

 周りを見ると、嫌々ながらも、きちんと学校に通う子ども達。宿題をこなす子ども達。

 何で、きちんと教えられなかったんだろう。やらなければいけない事もあると。

 

気づかされた、わが家の枠組み

 そうこぼした時、娘の不登校をずっと相談していた友人に言われた。

 

友人 : えー、そうかな。やらなあかんって教えたことってない?

私  : いや、無いわけじゃないよ、、、

  • 人を傷つけるような事はしない
  • 自分を大切にする
  • 働かざる者食うべからず

友人 :  ちゃんと守ってるやん、あの子。めっちゃ、いい子に育ってると思うよ。

 くーーーー!泣けるじゃねえか友人よ。

そうかも知れない。確かにあの子は、私の教えてきたことは守っている。

学校に行かなくていいわけじゃない、でも、何が何でも行かなければならない場所でもない。

親がそう思っていることは子どもにも、しっかり受け継がれているのかも知れない。

 

需要と供給

結局親が何に重きを置いているかもあるんじゃないの?

彼女は学業で、良い子か悪い子か判断されてきたから。私にとって最も守らなければいけなかった事は優秀な成績を収めることだった 。

だから学校に行かないという選択肢はなかったよ。そんな事言ったら捨てられると思ってたね(笑)と。

確かに彼女、職場ではとても有能。

私とこんな風に話しているけど、9つも年下。

私より、はるかに今の時代の子どもたちに近い大人。こんな考え方もあるのか。と思った。

 

周りと違う道を進む娘。自分も周囲と違うことにコンプレックスを抱き、普通でありたいと願ってきた。周りを見て不安になっていた私に、うちの娘が羨ましい、わたしもあなたの子どもに生まれたかったわ〜。と言ってくれた彼女の言葉に、これでいいかは分からないけど、とても勇気付けられた。

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そして ”枠組み" について書くにあたり、読み直した一冊。

しっかり、アンダーライン的なサイドラインが引いてありました。

 目次、第3章より一部抜粋

33 どう生活するか、まず親が「枠組み」をしっかり示す。

34 生きやすい生活習慣を身につけさせるには

35 生活の枠組みを「ルール」として示す方法も

36 枠組みやルールを機能させる親の努力

37 親自身が枠組みにそって生きることが大切

引用 : 子どもの心のコーチング 著:菅原裕子

ぎゃふん、結局。

やらなければならないと教えている事は色々あっても、私自身も守り、その姿から伝えられていることは、確かにさっきの3つだけ。あとは臨機応変なのです。この章を読んだとき、模範的な枠組みに、こりゃ私にはハードルが高いなと感じたことを思い出しました。

 

でもこうして、改めて目を通すと、また見え方が違ってきますね。

子どもの年齢によって、お母さん年齢によって捉え方が変わってくる。

もう一度読んでみようと思います。

 

こんな私に作れる枠組み

 

  • 人を傷つけるような事はしない
  • 自分を大切にする
  • 働かざる者食うべからず

 

このまま続けていくしかなさそう。

いや、このままで、いいじゃないか。

そう思う、母なのであります。

 

やっぱり、子育ては上っ面でごまかせないんだな。

学校に行くことがゴールじゃない。

自分を認め、他人を認め、少しは笑うことができる生活を目指して。


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不登校の経過を時系列に並べたくて、カテゴリー/不登校日記はじめました。

よかったら、のぞいてみて下さい。

 

 この記事の前編です ↓ 

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