おっと、親にそっくりやないかい!育児書をたくさん読んできた私が、今思うこと③
はじめに
こんにちは、訪問ありがとうございます。
自分の子育てを振り返って、何か書こうと思いました。そして気づいた衝撃的事実!
子育てを振り返り、シリーズで書いてます↓
褒める子育て、厳しい子育て?育児書をたくさん読んできた私が、今思うこと①
~枠組み~親自身がどう生きているのか。育児書をたくさん読んできた私が、今思うこと②
自己肯定感が高い子に育つことを願って
自己肯定感があまり高くない私。(自称)
サバサバしてると思われがちな様だけど、しょっちゅう小さな事でクヨクヨしていて、失敗するのが苦手。ついつい頑張り過ぎて長続きしない。
おっと今の娘、そっくりやないかい!(笑)
娘には明るくて、マイペースな人に育ってもらいたい。私みたいに周りに振り回される(これも自称ですが)タイプにはなって欲しくない。
そう願って、心の育て方に関する育児書を、積極的に読んできた。
"比べない、ありのままを受け入れる"をテーマにした私
幼児期
娘が年長になるころまで、甘えん坊さんな所、怖がりな所、メルヘンな所、どんくさい所。あれ?と思っても、子どもってこんなもんだろうと、あまり気にしていなかった。ただ、”やっとこ” や"スイミング" できた、できないが明確な課題にチャレンジする様になった頃から、「ううん?、この人諦めるの早っ!」 と、心が折れやすい事に気づいた。
アレ?! 褒められて育った子どもは、比べられず育った子どもは、自分の成長線を軸に物事にチャレンジできるんじゃなかったけ Σ(゚Д゚)???
学童期
小学校にあがり、新しい友達もできた。活発な幼馴染みとは少し違う方向へ進んでいたけど、本が好きな子、人形遊びが好きな子、彼女にとって居心地の良さそうな友だちができて安心していた。しかし、小学1年、夏休み明け。彼女のエンジンが上手く回らなくなる。周囲に合わせ頑張ってきたのだろう。その年は、担任の先生からの助言やフォローで持ち直すことができたが、2年夏休み明け、とうとう彼女は頑なに学校へ行くことを拒み始めた。
子育てって、そんな単純じゃない。
そりゃそうだ。
真面目に育てすぎたってどうゆう事?
そして長女が不登校になり、子育てを終えたベテランカウンセラー二人に揃って言われたこと。
お母さん、真面目に育て過ぎた。
えぇーーーーーー?!
「真面目だけが取り柄ですから。」
これを言うと私をよく知る人達には爆笑されるけど(汗)
私なりの解釈
- 厳しく、律儀に周囲への気づかいを伝えすぎたことにより、子どもらしいいい加減な部分が足りず、大人の監視がゆるい無秩序傾向な子どもだけの集団では、振り回されて疲れてしまう。
- 真面目に子育てに取り組むあまり、色々心配し過干渉であった。それにより母子分離不安の傾向が強い。
加えて、自分にそっくりな娘を見ると、
- 結局、色々なことを心配し対策を練る母親。本当はいい加減なのに、ちゃんとしなきゃって周囲への気づかいに疲れ、交友関係を広く取ろうとしない母親。取り入れてきたと思ってた子育ての方じゃなくて、普段の私を見て学習してますやーん!親の背を見て子は育つ。とよく言われたものだ。
私なりの解決策
母親が自分らしさに自信をもつ
仕事をやめて、ちょっと意気消沈気味の私。でも同時に、本来のいい加減な自分が顔を出してきている。私も無理してたんだよな。娘にも、同じように無理を強いていたんだろうな。仕事をやめて、娘のマイペースなところに前ほど苛立たない自分がいる。
母ちゃん、NOと言う
まずは、私がお人好しをやめないと。NOって言わないと。今はご近所関係で練習中。
なぜか近所の子どもたち、家の前で遊んでいる時、自分の家もすぐそこなのにうちのトイレを借りに来る。そして気づくとリビングに子どもがうじゃうじゃ。
子どもは可愛いし、面白いし、来てくれていいんだよ。
でも流石にしょっちゅうとなると、、、(汗)
特に小さい子は、すこぶる放ったらかしともいかない。そしてお母さんも、ピンポン押してねじ込んでません?となる時もある。
あそこは、赤ちゃんが生まれて大変だから、共働きで大変だから...
相手は子どもなんだから… etc...
気づかいは良いけど、自分が嫌だと感じるときには、何が正解かじゃなくて、さらっとNOを伝える。簡単なようで難しいんだけどね。
でも、母もストレス貯めたくないし、娘にもNOと言える母の後ろ姿を見せてやりたい。
外で叱ってもらう
うちに来る子にはうちなりの扱いで、ダメなことはダメと伝える。おもてなしはしない。(居心地が良すぎると、やたら来るのと、子どもは空気読まず調子に乗るという事を学んだ。)
うちも送り出すときには迷惑かけたらビシっと叱ってね、追い返してね。と向こうのお宅に伝える。
親が迷惑をかけまいと、前に出てやり取りする関係もあるとは思うけど、近所で子ども同士繋がるコミュニティならば、自分の行動に責任を持ついい機会だと思う。
そう思い、娘の自立する姿を夢見て今日も結局、真面目に考える母なのであります。(笑)
忖度に気疲れする私。目からうろこ。
背中を押してくれた一節、最後に紹介させてください。
日本では、子どもたちに「人に迷惑をかけるな」と教えているけれど、インドでは「誰もが人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」と教えているそうです。
迷惑をかけずに生きている人なんていない、失敗しない人なんていない。
大人だって同じです。
だからこそ「許す」おおらかさが大切だと思います。
そして「許す」ことができると人生はとても楽になると思います。できない時は「できません」、困っている時は「困っています」、助けて欲しいときは「助けて」と言える人になって欲しい。
それは相手に対して「あなたを信頼している」というメッセージになります。
弱音を吐けるようになれば、あなたもきっと人に信頼され、弱音を吐いてもいいんだと安心してもらえる存在になると思います。
出典元:豊田東高校PTA会長すずきけーこの、卒業式の祝辞 - バンビの独り言
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