不登校って何?子どもたちの認識は?
不登校できる勇気を。若くして社会に絶望し、命を絶ってしまう子どもたちがいる。
大人として何ができるのか、社会全体で不登校への認識が変わり始めていると私は思う。しかし、子どもたちにはどこまで伝わっているのだろう。
学校に行かないという選択をしている子どもたち。その周りにはどんな世界が広がっているのだろう。
娘の友人の言葉
先日、うちに来てきいた新小4、娘の友人。
活発、元気な女の子だが、姉弟ぐるみで小さい頃からうちに遊びに来ている。この長い休暇中は、昔のように殆どの時間を共に過ごし、やっぱり私の親友は〇〇(長女)やわ〜と言ってくれていた彼女。
そんな彼女がふと、うちにあった不登校冊子を見て聞いてきた。
友「〇〇ってさ〜、なんで不登校なったんやっけ〜?」
私「なんでやろな〜」
友「最初にズル休みしたから、それでなったん?」
私「えぇ?!…そんな事無いと思うけどな…」
友「でもさ、不登校って…ズル休みと一緒なんやろ?」
私「行きたくても行けないんやと思うで…。自分を傷つける前にはやめなあかん時があるんやで。」
何を言っていいのか、自分でも分からなかった。娘がさらされてる現実を受け止めきれない気持ちと、お友の彼女のその感覚は、もし自分に返ってきたとしたら苦しいだろうなと思う気持ちと。いかんせん戸惑った。
こんなに一緒に時間を過ごして、娘の事をよく知る彼女も、そんな風に思うものなのか。
これが現実か。
子どもにとって学校とは?
昨年フリースクールに通う事を決めたとき、フリースクールの先生に言われた事がある。
学校は絶対行かないといけないわけじゃない。彼女が安心して通える場所を探していきたいと思うと伝えた時、「大人はね、そう言うんだけどね。子どもって中々そうは割り切れないものですよ。学校に通っていない事、ずっと心に引っかかっていますよ。」
先走り厳禁。親の思い、子どもと共に。
不登校、どうにかしなくては、どうにかしてやらなくては。焦って動いて。とにかくそれが親の役目だと思っていたけど、一番大切なことが見えていなかったと思う。
彼女がどうしたいのか。
彼女が何を見て、何と戦っているのか。
そして今、どんな作戦をねろうとしているのか。
親は現実を変えてはやれない。
彼女がどう生き抜くか、行動をアシストする事しかできない。
今ならまだ、アシストしてやれる。まだ親に甘えられるこの年齢だから。
ピンチはチャンス。この躓きは、きっといつか彼女の強い力になる。
いよいよ、週明けから新学期。
次は4年生。
最初は明るくお尻を叩いて。それでもダメなら、慌てず、周りの空気に流されず、彼女のやり方を共に見つめ、見守ってやる。
まわり道でも、間違った道でも、そこから学ぶことがある。これからを生き抜く力になる。今は私は、そう信じることにする。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
いよいよ新学期、気負わぬよう肩の力抜いていこうと思います。
きっとそれでも全身からただよう親の思い、子どもには見透かされているかも知れませんが(笑)
不登校の経過を時系列に並べたくて、カテゴリー/不登校日記はじめました。
よかったら、のぞいてみて下さい。
小3、引いて押して。めちゃめちゃ迷って。 これできっと良かったかな。
え?!どの育児書にも子どもにヤイヤイ言うのはやめようって書いてなかったっけ?
いつまでも、無理する日々でいいんだろうか...
お母さん、自分を責め続けるのはもうやめよう ↓