小学生の不登校 〜共働きから専業主婦へ〜

学校、勉強嫌いな娘と世間からズレつつも調和を試みる母の記録。

不登校っ子、勉強はどうする? ~もう一度机に向かうまで~

勉強がいや! 

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小2夏休み明けより始まった行き渋り、しばらくは無理やり登校を続けた。カウンセラーとの面談を経て、先ずは本人がやってみようと思える部分に絞って取り組む事になった。

学校の何が嫌か聞いてみると、勉強が嫌!と言っていた。担任に聞くと、勉強で壁にぶつかっている様子は無いという。

知能検査の結果

小2、冬に受けた知能検査では、どれも平均域内であるが、二重課題やスピードを要する課題は苦手。一方認知、理解は得意だから、手際よく出来ない自分を認識して劣等感を感じやすいのでしょう。と説明を受けた。

体育などの授業は受け入れが良かった。椅子に座っているのがしんどいのかな。とも思った。

 

勉強の是非 ~相談機関で意見が分かれた~

フリースクール

  勉強してくれていたら、親は安心だけど好きなことをさせてエネルギー充電させることも大切。また元気になったら、子どもは自ら動き出しますよ。

市の子ども支援センター

 引きこもってしまわないことが目標。どこで繋がるか分からないから、勉強だけは、できる範囲で継続していったらいいんじゃないですか。

娘の意見

「やりたくない!」 

 

じゃあ、やめよう!

関心のある事に対する集中力を身につければ、いつか勉強したい事が出てきた時、絶対にできるようになる。しかも小学生の算数なんて中学生の歳になれば短期間で習得できるだろう。と思っていた。

しかし!

家にいる娘は、ゲーム、動画、漫画、ゴロゴロ。外へ連れ出してバスケット、バレーボール、卓球、試してみるも、その時は楽しそうだが、2回目声かけると、もういいやって。 

 

よっしゃ、籠ろう!

親の押しつけ厳禁。この子のエネルギーを信じよう!

ちょうどいいタイミングだった。夏休みの間、そっとしておく事にした。娘も心置きなくのびのびしている様だった。ただ動画、テレビ、ゲームは1日中にならないよう、休憩を挟めと声をかけた。

 

少しずつ外へ

夏休みが終わる頃には、「暇だ、暇だ」 と言うようになった。夏休み明け、私がそわそわ。下の3歳児もコロコロ丸くなっていくし児童館へ行くことにした。午前中の数時間、留守番するか問うと一緒に行くと言った。

 

”名探偵コナン” 96巻制覇という目標ができた。

少しエネルギー溜まってきたかな?

 

学校は音楽と体育だけ行き始めた。

10月からは少しずつ滞在時間が長くなり3時間ほど過ごせる日もでてきた。学習系の授業は、読書し過ごした。

休んだ日は児童館へ行った。

 

そのほかの時間はできるだけ自由に過ごさせてやりたいと思っていたけど・・・

めんぼくない、母は我慢できなかった。

 

わが家は算数だけ家庭学習することになった

算数だけになった理由 

  1. 生活に絡めた問題からやれば、必要な学習だと感じやすいのでは?
  2. 授業中、教室で読書する娘。分からない事がどんどん増えていくと劣等感が大きくならないか懸念。
  3. 授業で45分かける事、マンツーマンでやれば10分かからない。集中力が持続しない娘でも、面白いと感じられるんではないか。
  4. 効率よく取り組めば短時間で終わる。毛嫌いせず、自分のやり方で学習と向き合ってほしかった。
  5. 記憶課題が恐ろしい程、嫌いなこと。読書は放っておいてもするから国語は省かれたこと。

最初は、3分、5分取り組むのも嫌がっていた。書くのを面倒くさがったので、PC入力や口頭で解く等工夫しながら取り組んだ。

ある日の分数問題。紐を切りながら説明してると、絶対分かってるだろう。という問題で、「分からない、できなーい!」 とグズグズ言いう娘。

ううん?この子わざと言ってる?

 

ぬぬ、母をなめるでないよ。

「あら〜、分からないの〜。オッケー、じゃあ、ママがもう一回丁寧に教えてあげるね〜。任せなさ〜い♡」

娘、苦笑いの末、

「うう、やっぱり大丈夫、大丈夫、、」すらすら問題を解き始めた。

 

親に言われるのは、嫌なんだな。なんか、分かるな。

成長の証だと嬉しく思った。

教え方気をつけ無いといけないな。

 

それからというもの、

ただイライラして取り組めなかった学習が、"母親に偉そうに教えられると癪に触る学習"に変わった。

 

通信教材を活用、ボリュームは少ないが5教科自己学習に落ち着いている。

フリースクールで勉強はせず目一杯外遊びをして、学校へ戻った子の話を聞いたことがある。エネルギー貯めて発散して、回転しだすと学校へも向かうのかーと思ったものの、うちの娘さんかなりのインドア。母は受け止めることができませんでした。
夫とよく似た娘。ゲームで何日も篭れるタイプ。
もし、あなたならアシストが欲しいか?と夫に問うたところ、一生守ってくれるならそっとしておいて欲しいけど、そうじゃないなら(アシスト)俺は要るな。と。

 

娘は、まだまだ学校大嫌い。

もしかしたら自由にさせてたら、もっと行きやすくなってるのかな?と思うことはあるものの。

 

押してみて、押してダメなら引いてみろ

もう少しこの形で、続けてみようと思います。

 

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